1 太陽光発電の導入経緯
大阪府では平成12年3月に人類共通の課題である地球温暖化問題に対処するため、府域の土地利用状況に応じた新エネルギー等の導入ビジョン等について示した「エコエネルギー都市・大阪計画」を策定しました。本計画では、具体的な目標として、2010年度までに太陽光発電を府域で40万kW導入することを目標として掲げており、この目標の達成に向けた取り組みの一つとして、府有施設に率先して太陽光発電を導入することとしました。
このため、平成12年度に、太陽光発電の波及効果が高いと考えられる設置施設として、当所と府立高校、地域のコミュニティーセンターの3箇所を対象に、太陽光発電を導入した場合のケーススタディを実施しました。その結果、当所は新設の実験棟屋上に太陽光発電装置を設置するため、既存の施設に設置する場合よりも設置場所(南面で影の影響がないこと)の確保や既存電気設備との連携、設置工事(機材搬入等)などハード面での評価が高く、さらに、企業との共同研究施設としての利用や府民の見学等も多く見込まれることから、類似施設への普及効果、企業等への太陽光発電の導入促進、府民の環境保全意識の高揚、環境教育等への活用といったソフト面でも高い評価が得られました。
この結果を踏まえ、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「平成13年度産業等用太陽光発電フィールドテスト事業」に当所を設置場所として応募申請し、採択され、設置に至りました。

新実験棟屋上
2 設置後の評価
当所は自然環境の保全や再生に関する調査研究や食品廃棄物の再資源化技術の開発など循環型社会の構築、推進に関する試験研究を実施しています。
その研究に必要なエネルギー源として、環境に優しい自然エネルギーの太陽光発電を利用することは、施設自体が循環型社会の推進に寄与することであり、府民の方や企業の方への大阪府のエネルギー施策のアピールになっています。
平成14年3月の稼働からすでに4年7か月経過していますが、その間、発電装置のトラブル発生は一切なく、ほぼケーススタディにおけるシミュレーションどおり発電し、新実験棟諸施設へ電力を供給しています。
太陽光発電装置のシンボルといってもよい太陽電池パネル自体は、実験棟の屋上に設置しているため間近に見ることはできませんが、本館正面玄関エントランスに設置している表示パネルに、刻々と変わる日射量と発電量、その日の発電量の積算値を表示しており、当所を訪れる方や廊下を行き交う職員の注目を浴びています。

正面玄関エントランスの表示装置
3 今後について
過去4年間に渡る太陽光発電フィールドテスト事業において計測した発電量等各種データは、
今後の府域における太陽光発電導入促進に向けた貴重なデータとして活用していきます。
PVかんさいからのお願い
「PVかんさい」では関西地区の太陽光発電システムの導入を推進していくにあたり、
既に太陽光発電を導入された皆様の御意見をお聞かせ頂きたいと思っています。
これから導入しようとされている方々にとって、貴重な御意見は参考になると考えています。
参考導入事例としてホームページで御紹介させて頂ければと思います。
次のようなお話を聞かせて頂ける方がおられましたら、是非ご連絡ください。
1. 計画から導入までの経緯
2. 設置に際してお気づきになったことは?
3. 設置後の印象や効果はいかがですか。
4. 一番ご苦労なさった点は?
ご連絡はこちらまで!! 皆様の体験談をお待ちしております。 |
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